全国の中学校で武道の授業が必修となりました(平成24年4月から)。少林寺拳法は選択できる武道9種目のうちのひとつです。
少林寺拳法は技術の修練を通して、社会に役立つ人になろうという「人づくり」の教えです。
少林寺拳法の技術には、剛法(ごうほう)【突いたり、打ったり、蹴ったりする】と柔法(じゅうほう)【投げたり、固めたり、締めたりする】などの技があります。それらはすべて「相手の攻撃に対して、どう防御・反撃するか」という技術で成り立っており、自分から先制攻撃をする武道ではありません。弱者が強者から身をまもるための護身の技術です。
少林寺拳法の修練をはじめて、いざという時に自分の身をまもる自信がついたら、「いやなことはいや」「悪いことは悪い」とはっきり言える勇気がでてきます。勇気が生まれると、行動力もわいてきます。
少林寺拳法を修練して、自分をたよりにできる「うぬぼれでない自信」をもち、勇気と行動力のある自分に変わっていく階段をのぼりましょう!
人は、たくさんの人とつながりをもって生きています。自分を大切にすることと同じように、ほかの人たちを大切にする心が必要です。このような「半分は自分の幸せを、半分は相手の幸せを」大切にする考えは、少林寺拳法の教えのひとつです。
少林寺拳法は、二人で組んで修練し上達を目指していくなかで、相手への思いやりや相手の幸せを考えることを学んでいきます。
相手がいるから自分が成長できるように、あなたも相手にとって大切な存在です。お互いに、自分も相手も大切にできる人になれたらすてきですよね。
そんな優しく思いやりがある人を目指しませんか?